ケレンとは!?

塗装工事において欠かせないと言われるケレンとは、下地調整や塗料の付着性向上を目的とした塗装前の下地処理の作業のことです。

塗装前の下地には、汚れやカビコケの付着、錆や塗膜剥離が確認される場合があります。

その状態で塗装を行うと、下地と下塗材の付着が妨げられ、塗り替え塗膜が早期に剥離する可能性があります。

また、金属下地では剥離した塗膜から水分が浸入し、錆がさらに進行する恐れもあります。

またツルツルとした下地に塗装を行った場合と比較し、ケレンを行いザラザラとした下地に塗装を行う場合は下地と塗料の付着性が高まります。

ケレンにより下地表面に細かい傷(凹凸)をつけることで、物理的に表面積が大きくなるためです。

このように、ケレン作業は下地と下塗材の付着を良好にし、塗り替え後の建物の状態を長期間維持するために必要不可欠な下地処理とされています。

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